チャットレディ・メールレディは青色申告(確定申告)をしよう
収入が多い人や、チャットレディ・メールレディを数年以上続けている人は、複式簿記のスキルを身につけて青色申告に挑戦してみるのもいいかもしれません。そのような方は、青色申告による節税の恩恵を大きく受けることができるからです。
最近では、会計や確定申告のクラウドサービスもあるので、そういったサービスを利用すれば、本格的に会計を学ばなくても青色申告ができるかもしれません。
収入が少なかったり、チャットレディやメールレディとして短期間しか働くつもりがない場合は、白色申告でも問題ないでしょう。なぜなら、複式簿記で会計処理をするのは「大変」ですし、確定申告サポートサービスは手数料がかかるものが多いからです。
4.経費の計上の仕方
確定申告では、経費を多く計上した方が税金を安くすることができます。チャットレディの経費として計上されやすいのは、以下のような費用です。
インターネット使用料
テレビ電話の使用料
パソコンやスマートフォンなどの備品代
化粧品にかかる費用
メールレディであれば、メール送信用のパソコン・スマートフォンと通信費のみでしょう。
これらの費用はあくまで「仕事のための」費用とみなされます。例えば、インターネット利用料が月3,000円で、利用比率がプライベート90%、チャットレディ10%であれば、月300円(10%)までしか経費になりません。そのため、確定申告で経費として認められるのは年間3,600円(=300円×12ヶ月)までとなります。
テレビ電話の使用料や化粧品も同様です。
使用割合は本人が決めることができますが、税務署の職員から「使用割合の根拠」を聞かれることがありますので、きちんと答えられるようにしておいてください。
まとめ
チャットレディやメールレディであっても、「しっかりとした収益」があれば確定申告や納税が必要です。これを怠ると脱税と認定され、重いペナルティが課される可能性があります。
確定申告が必要な「所得ライン」は、副業者で20万円、専業主婦で48万円です。月収が数万円単位になる場合は、確定申告に注意が必要です。
詳しい確定申告の方法については、副業の方はこちら、専業の方はこちらをご覧ください。