予算を立てることからスタート
マイホームを手に入れる場合、予算をしっかりと立てることが非常に重要です。
予算を立てずに物件を探し始めると、自分の負担を超える取得費用がかかる可能性があります。
そのため、物件選びをする前に、住宅ローンの借入額や頭金の額を明確に設定しておくことを強くお勧めします。
ここでは、住宅ローンの借入額や頭金の決め方について詳しく説明します。
参考ページ：物件を購入するタイミングはいつがいい？まずは何を決める？
住宅ローンの借入額
一般的に、住宅ローンの借入額は年収の約5倍から7倍程度が適切とされています。
例えば、年収が600万円であれば、借入額の目安は3000万円から4200万円となります。
ただし、もう一つの方法として「返済負担率」を考慮して借入額を決めることもあります。
返済負担率とは、年収に占める年間の返済額の割合のことです。
一般的には、返済負担率を20％から25％以下に設定することが無理のない返済を行える範囲とされます。
ただし、これはあくまで目安であり、全ての世帯に適切な借入額を示しているわけではありません。
実際の借入額を決める際には、家計の収支や将来のライフプランなどを考慮し、無理のない返済金額を検討することが重要です。
また、返済期間についても、借入時の年齢や労働可能な年数などを考慮して決めるべきです。
しかし、住宅購入は一生に何度も行われるものではありませんので、借入額や返済期間などを自分自身で適切に判断することは難しいかもしれません。
そのため、住宅ローンの借入額を決める際には、不動産会社や金融機関、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することをおすすめします。
彼らは豊富な経験と知識を持っているため、個々の状況に応じて最適な借入額を提案してくれるでしょう。