私は現在ケアマネージャーとして働いています。若い頃、高齢者デイサービスや軽費老人ホームと呼ばれる所で介護の現場の仕事をしていました。
なぜ介護の仕事を始めたかというと、祖父母が幼少の頃からそばに住んでいて、いつも祖父母が喜ぶことをしたいと思っており、いつしか高齢者の方の役に立てる仕事がしたいと思っていました。介護の仕事は、入浴、排泄移動の介助など直接体に触れる介護はもちろん、レクリエーションの立案と実施、体操の指導、時には高齢者の方の悩みを聞くこともあったりしました。入浴介助で背中をこするときに、は~気持ちいいと言っていただいたり、夏のお祭りといった大きな行事や、お菓子づくりや喫茶店など小さなイベントでも、良かった、楽しかったと言ってもらえることは喜びでした。スキルアップしたく、ケアマネージャーの資格を取り、前の職場を辞めるときには、いつも気難しい顔をしていたおばあさんから、「あんたの体操好きだったのに」と別れを惜しんでいただきました。介護を受けている方は、病気やケガが原因で辛さを抱えています。
介護美容研究所
そんな方が笑ってくれたとき、何よりもこの仕事をしていて良かった、だってその方の人生の中で1日でも多く笑顔にできたのだから、とやりがいを感じていました。今は現場から離れましたが、介護の現場でお客様のために頑張っていた毎日が、今仕事を頑張れる原動力となっています。